第35章 結婚式
互いに想いが、愛が通じ合った瞬間…
それを噛み締めるかのように、気付けば互いを求めていた。
その行動さえも、出会う前ならばあり得なかったという実情に…
余計、その重みを噛み締めながら…それでもなお強く求めた。
誇りにも似たその感情は、決して譲れない「揺るぎないもの」となり
互いを求める原動力となり、身体を突き動かしていた。
クレハ(この想いが誇りだと言った理由、今ではよく解ります)ぎゅううううっ
ケイト「クレハ…クレハあ」ぎゅううううっ
クレハ「ケイトっ」じわっ
そう涙ながらに、愛しい存在へ向けて
互いの唇を夢中になって貪るかのようについばみ合う中
ついついっと軽く突かれました。
誰ですか!!ケイトとの想いを深め合っているこの時に!(ぷんぷん)
クレハ「?」じろっ!
キリト「びくっ)…えっと…その;」
クレハ「なんですか?」ぎんっ!!
全力で睨み据える中、私の手を未だケイトの頭を撫でていた。
涙ながらに抱き締めたままのケイトを抱き返したまま。
キリト「後ろがつっかえてて…前に行けないか?;」
クレハ&ケイト『……!!(はっ!!』
ケイト「ごめん、忘れてた!!;」ばっ
クレハ「そうですね!前に行かねば!!」だっ
そう言いながら前へ距離を詰める中
周囲はいいなあという羨望の眼差しが多く感じられました。
中には嫉妬に似た感情を抱くものもいましたが、それよりも今は互い(ケイト)のことで頭がいっぱいだったのです//
直葉「あぁいうのって…いいなあ//」ぽー
アスナ「そうよね…相思相愛を超えた仲だもの//」
シリカ「あぁいう風に通じ合える仲がいいですよね、やっぱり//」
リズベット「ちょっと暑すぎるけどねえ^^;」苦笑
キリト「でも、そういう気持ちはわかるよ」
クライン「だよなあ。共感できる!(腕組」うんうん
グレイク「幸せで…いっぱいで…よかった//」ぐすっ←貰い泣き
クライン「もうツッコまねえからな…;気持ちはわかっけど」苦笑
そんなこんなで、混雑している状況下でやっていたことに
後になってから羞恥心に悶える結果となったのは言うまでもありませんでした//←ケイトもまた珍しく恥ずかしがっていた