第6章 ギルド
それから後、ユナから『血盟騎士団にも入ることを決めた』との連絡が来た。
ノーチラスも一緒で、約束してくれたらしい。
「君は僕が守る、必ず現実世界に戻す」という約束を、リュートと共に…
そのメッセージに、「ヒューヒュー♪」と返信を送ると
「怒りますよ?」と言われ、すぐに「ごめんなさい」と謝罪の文面を送った。
それを見たユナが「ふふっ」と笑っているのが、不思議とすぐ近くに感じられた。
それに自分も笑う中、私は集ってくれた人達を纏めつつ
集まった人達全員に対して、一週間の修業へと入っていった。
前もって、旨を伝えておいた。
ケイト「これから過酷な修業の日々が始まる!
食事は備えてあるし、食べる時間は確保する。
だが!徹夜の修業となる!!
それに一週間ついてこれなければ不合格!ついてこれれば合格とする!!
地獄の日々となること間違いなしだが、それでもついてこれるものだけ残れ!!!」
その言葉の後、全員はそれえも立ち去ろうとせずに残った。
それから圏内に作った修業所で、膨大な実戦修業が一週間続き
徹夜がやけにきついらしく、それが終わってからゆっくりと休ませた。
それでもなお全員が残っていたのがやけに印象的で、本当に凄いと感じた。
無料宿場へ突っ込んでから、二千人分の料理のフルコースも予め作っておき
それから私はボス戦へと走っていった。
珍しくボス攻略後から9日後と攻略が遅れている。
というのも、クォーターボスが近いかららしい。
25層、50層、75層は特にきついらしく、満を持してのことだとか…
それからボス戦を終えた後、打ち上げをしたのだが
アスナの機嫌は治ってなかった。
ケイト「な、なあ…アスナ」
アスナ「何」じろっ
ケイト「ごめん;」ぺこ
アスナ「ふんっ」ふいっ
ケイト「…何が悪かったのか教えてよ;」
アスナ「知らない」ぷりぷり
全くもって解らないため、後に土下座して聞いた所によると
息抜きにキリトと一緒にレジャーランドへ行ったのだが
案内係は私がよかったらしく、一緒に楽しみたかったのだそうだ。
今はギルドの件で忙しく、どちらもバタバタしていることから
一か月後、必ずキリトとアスナと一緒に行こうと約束した。