第34章 アメリカ到着
ソファーに左から順にケイト、私、お爺様の順で並んで座っている中
私の右手は未だ、ケイトの左手の中にありました。
この部屋に通されてから5分が過ぎましたが、話し相手は未だ来ません。
手を当ててから1分ほど経った後でマシになったらしく
手を繋いだ後の沈黙が重いですね。
ケイト「あのさ…悪いけど、手を握ったままでいてくれない?^^;」
クレハ「ええ。いいですとも。
初対面の人だと緊張しますよね?それもあったからこそなのでは?」くす
ケイト「そ、そんなことはないよ//(ふいっ!)
クレハの叔父様だし、信頼してたし。思ったより気さくな人で話しやすかったし。
それに何より…」
クレハ「何より?」首傾げ
真っ直ぐに目を向けると、慌てたように…気恥ずかしそうにケイトは俯きました。
ケイト「クレハがいれば、百人力だし//(ごにょごにょ」かああっ
クレハ「ぷっ)
言っておきながら恥ずかしがる所は変わりませんね^^//」くすくす←内心とっても嬉しそう
ケイト「じ、事実だけど恥ずかしいんだよ!//口に出すのが//
悪いかよ…//;」むすーっ←頬膨らませ軽く睨む
クレハ「いいえ…とっても嬉しいです//」ぴとっ←目を伏せ寄り添う
ケイト「!!//」
クレハ「…//」
ケイト「…クレハ//」
クレハ「ケイト//」
気付けば私達は真っ直ぐに見つめ合い、二人きりの世界へと入り込んでいた。
それぐらいその言葉が嬉しく、手放したくなどなかった。
自然と互いへ唇が近付く中
爺「もうすぐで来るんじゃが?;」
ケイト「く~る!きっとくる~きっとくる~!って定番のあの人が!?」
クレハ「実在したんですか!?;」
爺「揃ってボケに入るn
「きたああああああああああああああああああ!!!!」←背後から
三人『わああああああああああああああああ!!!!!;』
「御足労頂きありがとうございます。研究会に参加させてもらう旨を今宵改めて述べに参りました。
よろしくお願い致します」ぺこり
ケイト「ビ、びっくりした;」がくがく
クレハ「え、ええ…心臓に悪いですね;」汗
爺「全員でボケに入るな!;わしだってぼけたかったのに!!;」
『既にボケ老人ということで』
爺「ひどいぞお主等!!;」
さて、対談の開始ですね(キラン)←切り替え早い!;