第34章 アメリカ到着
ケイト「喧嘩を売っているような言葉も、その言葉をそのまま受け取るのではなく
どういう考えからの言葉なのかを考えること、その意図を理解しようと努力すること。
それらがあってこそ、諍いは回避できるのだと思う。
もし腹を立ててるのでもそれなりの理由があるのだろうし。
あの回答者さんのあれだって、ファンだからこそ苛立ちながら省略して書いたのかもしれない。
ahjiqtrludhrさんもそれを察してか弁護に走ってたし
santoryujinさんも「何かしら思う所があったのかもしれない」って言ってた。
そう考えれば、あの一方的な押し付け回答も納得いくからさ」
『なるほど』
ケイト「それか社会でもそういう目に遭ってたから余計に腹立てながら言ってた可能性だってあるし。
そういう事情とかもやっぱり味わったばかりで腹立ってたんならやむなしだろうし。
色んな状況が想定できる。
誰だって怒りとか感情に飲まれてたら言葉だって乱暴になるし、意図しない方向へ引っ張られることだってある。
気付けば喧嘩腰になってて、在り方が認められなくてそういう風になることだってある。
早い話、何が言いたいかって言うと…
相手の話す言葉だけにとらわれず、その相手の意図・感情を考えて寄り添おうとすること。
が、一番人と人で話し合う際に考えるべきことだよね!」
クレハ「…ええ。言葉だけから決めつけるのは浅はかですね。
私も…最初に見た際に怒りのまま言葉を荒らしてしまいました」
ケイト「私だってそうだよ^^;
「大人としてそれはどうなんだ!
そんな態度取って脅迫の如く押し付け続けて、何様のつもりだ!?」って。
あのtke3320さんの質問に対しての回答はあまりにもぶしつけで…」
爺「わしも見たがあれは確かに傍目から見てもひどかったの。
じゃが、社会の中には己の好き嫌いで態度を変える者もおる。
全員が全員ではないにしろ、そのような輩は必ずいるものじゃ。自分が好きなものを嫌いなものとは中々に合わん。
否定されたように感じれば真っ向から否定し、余裕が無いものであればあるほど否定的な勝手ともいえる意見をぶつける。
お主が先ほど説明したようにの。
問題は、そういった者とどのように付き合っていくかじゃ」
ケイト「…ごめん。クレハ」
ケイト?
一体何故震えて?