第33章 アメリカへ
ケイト「え…;(ビシバシ?;」冷や汗たらたら
そう声をかけた瞬間、驚きと戸惑いを同時に示したような表情になりました。
曇り顔と言い表わせばよいでしょうか?
あ!最初の論点を思い出しました!!
クレハ「思い出しました!
確か「人を呪い殺したいぐらい憎んでる」という話からでしたね」
ケイト「あ!そうだった!!」
クレハ「そこで、「要するに、それだけ某作品の主人公が大嫌いだと」という言葉を起点に話が変わってしまいましたね;
すみません;意図を伝えるはずがずれさせてしまって;」汗
ケイト「ううん。お陰で、その嫌悪感がどれだけ揺るぎないものか、どんなものだったのかを改めて理解した上で意識できた。
言い換えてみれば、ちゃんと向き合う為のきっかけにもなったんだよ。
だからありがとう!」にっこり
クレハ「…いえ、私も嫌悪感を抱いていたもので…ちょうど整理ができました。ありがとうございます^^
ただ…やはりファンによっては好き過ぎるからこそ度外視してしまうのでしょうね。悪い所などいい点の方が多いのだから大した問題ではないと。
言いがかりのように感じてしまうからこそ、あの回答者はあれほど一方的に言い連ねたのかもしれませんね」
ケイト「うん。そう見れるのは大事なことだと思う。
完璧な人なんていないんだし…やっぱり、理解する上でそう考えられるのが大事なんだと思う。
大人だからできて当たり前ってわけじゃないし、誰だって得意不得意がある。
そんな人になりたくないって思うのなら心だけで念じて意識すればいいんだよ。
どうしても話したいほど、ぶつけたいほど嫌いって気持ちが膨れ上がったのなら、いつでも私が聞くから!
その言葉や行動だけを見て、そいつは嫌な奴だって決めつけてたら、それこそ大事な点と向き合うことができなくなるし。
争いや諍い、戦争だらけになっちゃうだろうから^^;
嫌な目に遭わされたって、気に食わない行動をとってたって…それは結局、自分にとっての主観や感じ方で違うし。
ファンにとってはそんなの問題じゃない。言いがかり付けるなって思ったからあんな風に会話にならないまま押し付けちゃって、傷付けてることにも気付いてないのかもしれない。
それだけにとらわれず、ある程度相手の意図を読み取って解釈する。
それが、簡単なようで一番難しいんだよ」