第33章 アメリカへ
~おまけ~
・シートベルト装着後の会話(数分)
ケイト「あのね、クレハ」
クレハ「?どうしました?」
ケイト「やっぱり、ビデオは違う新しいものにしよう。
そのビデオ、さっきだけ霊感でみたんだけど…当時のCMやら念まで残ってるから。
声優さんの声の波動まで残ってるし、それとともに記憶してるから…ちょっと辛い;
わがままでごめん」お辞儀
クレハ「いいえ。
私はそれを我がままとは思いません。
全く説明もせずにわかれというあんな身勝手な棚上げとはまったくもって違いますし」ぷりぷり
ケイト「あの、それ以上それに関しては言わないようにしてくれない?;」
クレハ「?何故ですか?」憮然
ケイト「だって…それもまた批評になってるし、個人的な意見をずっと繰り返し述べてたって不快に感じる人だっていると思う。
あれと同じく押し付けに感じる人だっていると思うし。
それとそんなに責めたら可哀想だし、口に出して言うんじゃなくって「自分の胸の中で同じ人にならないようにしよう」って意識するだけでいいと思う。
一々それを口に出してたら、逐一その人に対してイライラしてばかりになっちゃいそうだし…
あと、傍目から見て人を悪く言っているように聞こえて、聞いててあまりいい気分はしないと思う。
目の前の楽しいことだって、それに引っ張られて心から楽しめなさそうだし。
鬱憤晴らしに付き合ってくれる形で聴いてくれて、一緒に考えてくれたのに、こんなこと言うのもなんだけど…;
私は…そういう人に、なって欲しくない」
目を合わさないまま伏せながら、申し訳なさそうに説明しながら言ってくれた。
やはり最後まで聴き入って良かったです。
途中で言葉を挟んだら途切れて何が言いたいか解らなくなりますし。
クレハ「いえ。あなたの気持ちはわかりました。
確かに、いい気分はしませんね。心の中で思うだけにしましょう。
私としたことが客観視するのを忘れてしまっていました;」
ケイト「うん。同意を求めるのは理解を得たいっていう欲求からだったけど、それ以上の行為は慎んだ方がいいよ。
本当に同じになりたくないって思うならなおさら」
クレハ「なるほど。ご指摘ありがとうございます。
今後も、間違いかけた際にはお願いしますね^^」
ケイト「うん!^^」
クレハ「私もビシバシ言いますから!」