第33章 アメリカへ
『想像以上だ!!!;』
ケイト「え?何が?」
キリト「本当に…リハビリを始めて6か月しか経ってないんだよな?;」たらたら
アスナ「そんな次元の動きじゃなかったけど…;」
リズベット「規格外にもほどがあるわ;」
シリカ「かっこいいです//きゃあああああああ//」キラキラ&羨望の眼差し
クライン「うん、気持ちはわかる」
グレイク「というか…目立ち過ぎじゃない?;
もしこれで混雑してたら…;」
それを考えた直後、周囲に人だかりができ、パシャパシャと撮られ続ける風景が瞬く間に想像出来ました。
クレハ「ま、まあ…こほんっ;
無事集まれて何よりです^^」にっこり
『誤魔化せてないよ;/ぞ;/わよ;/ねえぞ;』
ケイト「よし、集まらない内にぱっぱとターミナルをパスしよう!」拳掲げる
『お前達が要因だからな!?;』
クレハ&ケイト『はは^^;…ごめんなさい;』お辞儀
冷や汗交じりにツッコまれる中、私達はただただ苦笑と共に謝罪するばかりでした。
最短ルートで行くにはどうしても必要だったので…;
担当スタッフが国際線なので専用の出入国検査・税関手続きもし、お出迎えから駐機場のジェット機までエスコートしてくれました。
目的地へ到着後も、担当スタッフがジェット機からお出迎えの車までエスコートして下さり、渡航先空港で専用ラウンジを利用できます。
ロサンゼルス国際空港まで3時間半かかりますので、その間に朝食を取ることにしました。
あまり高価でない容器だけを使った為か、皆安心して料理に舌鼓を打ってくれました。
食べ終えるまで40分ほどかかり、後はのんびりと過ごすことにしました。
眠いと言っていた方々はほとんどが眠りについており、やはりクッションの生地が柔らかいからこそなのでしょうね。
そう納得していると、隣のケイトは何かしらスマホで見ていたようで…
とても気に食わないというかのように、眉間に皺をよせていました。
一体どうしたというのでしょう?