第33章 アメリカへ
その言葉の後、ケイトはとても嬉しそうに笑ってくれた。
クレハ「よく、勇気をもって話してくれました」なでなで
きっと凄く勇気が要ったでしょうに、そう言いながら撫でると一つの言葉が返ってきた。
ケイト「クレハだって…言ってくれたじゃん。
私は…それに答えたくて、その当時に自分はどうだったのかちゃんと知って欲しくて…
頑張って話したんだ。でも…やっぱり最低だって風にしか;」
クレハ「いいえ。
その行動は、私の幸せを願ってでしょう?私としては嬉しかった。
でも、それと同時に寂しかった。
私は…あなたとの時間こそが、掛け替えのないものなのだと知れたから。
いずれにせよ、必要な時間だったのだと思います」
そう目を伏せながら言うと、小さく「うん」と声が響いた。
未だ抱き締め合ったままなのですが、僅かながらに距離がありました。
あの当時、ケイトが必死に頑張って私とある程度距離を取ったように、私がケイトと僅かながら距離を置いたように。
しかし、心を開けるようになってから明るく振る舞えるようになった。
そのきっかけはケイトで、彼女との初恋は欠かせないものだった。
それらを説明した後、改めて言いました。
クレハ「…だからこそ、私はあなたと結ばれたい。
あなたが心を取り戻してくれた。私へ光を与えてくれた。
悩んだり傷付いたりもした。塞ぎ込んで開けなくもなった。
それでも、今こうして笑っていられるのはあなたが居てくれたからです^^
だから、改めて言わせて下さい。
ケイト…あなたが、大好きです(微笑)
私を、お嫁さんにして下さい^^//」にっこり
ケイト「ぼぉんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)//////////////////////////////////////////////////////」
クレハ「…?あの、ケイト?;」
ケイト「◎△$♪×¥●&%#?!///////////////////////////////////////////////」じたばた
『おおー』
改めて告白したというのに、一体どうしてしまったのでしょうか…?;←あからさまに混乱しているだけである