第32章 新ALO
ケイト「信じるって言ったでしょ?
私、どこまでいっても信じてるから。クレハのことも、自分のことも!
絶対斬って護ってくれるって解ってたから、クレハを護ることに専念できた。
だからこそ、さっきの連携ができた。
それと同じで、私は絶対にクレハを護り切る自信がある。
そしてクレハもまた、絶対に私を護り切ろうと頑張ってくれる!そう信じられる!!
だからこそ、無敵なんだ!!!(ぐっ!」キラキラ
クレハ「至極単純な…わかりやすい答えですね」ふっ
ケイト「それが私とクレハ!だろ?^^//」にっこり
クレハ「ええ^^//」にっこり
そんな中、何故か周囲がそわそわとしていました。
何故でしょう?←あまりに空気が純愛過ぎてやばかったからとは誰も言えなかったそうな…
まあそれはともかく置いとくとして…
アインクラッド第1層に着いた時、ミーすけはすぐさま地下迷宮へ行こうとしていましたが
無論、未だ攻略もなされてない状況下では地下迷宮への道が開くはずもなく…
とても寂しそうに鳴き声をあげながら、階段があったはずの入り口に体を擦り寄らせていました。
私達はそれを撫でながら諫め、ここへ気晴らしへと連れてきたのですが…
それは見事叶っているようで、千切っては投げ千切っては投げを上機嫌に繰り返すばかりでした。
後にその地下迷宮の件が新たなクエストの始まりになることなど、当時の私達は知る由もありませんでした。
その日の内に、幸運判定ボーナスのアイテムをもらえるクエストをクリアし
それを付けた状態でセリオン防具一式の材料を集めに集め、《セリオン防具一式》を
その材料を落とすモンスターから出る金属から、セリオン防具一式と対となる《セリオン武器》を作り出しました。
ですが私達の場合はそれらを作った後に、《邪神級モンスター》の材料で作ったそれらと合成させることにより
異様なパワーと防御力アップ、素早さアップまでをも成し遂げることと相成りました。
無論、それらの新装備によって
第1層ボスはその日中に攻略され、脚光を浴びることになったのは言うまでもありません。