第31章 帰還
それからキリトとアスナが落ち着いた頃、意を決して扉を開けると…
キリト「おいおい…;俺達、遅刻はしてないぞ?」
全員既に勢揃いで、冷や汗を流すばかりでした。
手を振るアスナとポカンとしている直葉を省いて;
そんな中、リズベットが待ち受けていたように駆け寄ってきました。
リズベット「へっへーっ!
主役は最後に登場するものですからね~!
あんた達にはちょっと遅い時間を教えたのよ!」
そう言いながらキリトと、『ケイトの手』を取りました!!(むっ)
キリトは別にいいですがケイトはよくありません!!!!
ぐいっ!
キリト「!」
ぐいっ!
ケイト「わっ」
リズベット「さあ!入った入った!」
キリト「えっ、ちょっ」
ケイト「そんな押さないd
ごすっ!!!!←ケイトは台につまづいて頭からずっこけた
リズベット「…あ;」
クレハ「ケイト!?;」
ケイト「…っ~~~~;」←激しく頭を打った&その痛みに悶え、頭を抱えている
クライン「おいおい大丈夫か?!;
1月22日からリハビリ頑張ってたんだろ?
走れるぐらい所か大会で優勝したじゃねえか!
Saiverって名で」溜息&呆れ顔
リズベット「ええ!!?」
アスナ「嘘!?」
キリト「マジでか!?」
三人は激しく動揺している
『うんうん』二度頷←他の全員は既に知っていた
直葉「お兄ちゃん、新聞もたまには見ないと!
ほら、見出し」
見出し『Saiverとクレハが共に、全日本武道大会にて優勝!
SAO事件にて捕らえられていたクレハ、
SAO,ALO事件にて捕らえられていたSaiver、両名共に頂点にて引き分けとなる』
そんな切り抜きを手に直葉は憮然と言っていた。
直葉「もう二人は武道のトップと認識されてるのよ?
私だって指南して欲しいのに」ぼそ
シリカ「もう既に周知の事実ですよ?」
ケイト「そういやサインねだられたっけ」
クレハ「ええ。でも密着していればそれも減りましたね^^//」ぎゅっ(左腕に抱き付く)
ケイト「う…うん//」ぽっ
クレハ(消毒消毒♪)←さりげなく先程リズに握られた左手に『念入りに』恋人繋ぎをした!