第30章 ゲームクリア
ケイト「これからも…絶対、生きるからな!
お前達と一緒に!^^」
クレハ「ええ…ええ!^^;」
頷きながらも、涙が止まらなかった。
生きたくない、自分なんて殺したいと、人の為なら殺そうとするばかりの人だった。
でも…ここまで変わることができた。
生を望むことができるようになった。
過去の傷も、哀しみも、痛みも、死刑執行の業も、全てを抱えながら生きることを選んだ。
それが心から…どうしようもなく、嬉しかった。
私達と一緒に…それが、とても……
クレハ「私も…あなたと出会えて、共に居られて…本当に、心より…誇らしく思います^^」
むくっ(ケイトが起き上がる)
ケイト「…クレハ…本当にありがとう^^」
むくっ(クレハが起き上がる)
クレハ「…感謝の言葉もっ
言葉にできず、すみません;;」嬉し泣き震
ケイト「いいよ…
お前の気持ち、ちゃんと伝わってきてるよ。
わかってるから(微笑」なでなで
クレハ「ありがとう…ございます(微笑」涙&ぎゅうっ!
ケイト「こちらこそ…本当に、本当に…っ…
言葉にできないぐらい…ありがとうっ;」涙&ぎゅうっ!
跪いたまま、互いに強く抱き締め合う二人を見て
互いの健闘を称えるかのように、絆を前にして拍手が降りかかっていた。
それから本戦は大詰め、3位決定戦と5位決定戦があったはずなのですが…
ヒースクリフ「棄権しよう。
これほどの戦いを見せつけられては、これからすべきことが修業に精進すること以外思い浮かばない」
キリト「ああ!俺もまだまだ鍛える」
アスナ「私も!」
そうして次々に棄権していったことから、ベスト4,ベスト8ということで落ち着いた。