第4章 中華な翔ちゃん
雅紀side
翔ちゃんが鼻をスンと啜ったかと思うと、突然ポロポロ涙を流して泣き出した。
「どうしたの? なんで泣いてんの?」
俺は翔ちゃんの中から指を引き抜いて、身体の向きを変えた。
そして翔ちゃんの泣き顔を見下ろすと、頬を濡らす涙を指で掬った。
「雅紀ぃ…、俺…、俺っ…」
翔ちゃんがしゃくり上げながら言う。
あ、もしかして泣く程イヤだったとか?
そりゃそうだよね?(;^_^A
お尻の穴にさ、指なんか突っ込まれてさ、イカされちゃうなんてさ…
ショックだったんだよね?
「ごめんね、翔ちゃん? もう止めるからさ、そんな泣かないで? ね?」
俺は翔ちゃんのポテッとした唇に、チュッとキスを一つすると、身体を起こした。
捲れ上がったエプロンで翔ちゃんのお股を隠し、俺はTシャツに頭を突っ込んだ。
あ~あ、もうちょっとだったのにな…残念ε-(´-`*)
でもさ、嫌がる相手を無理矢理、なんてのは好きじゃないし…
仕方ないよね?(´._.`)シュン。。。
「あ、なんならシャワー使って? ベトベトしてて気持ち悪いでしょ?」
現に俺も、あんな液や、こんな液でアチコチベットベトになってる。
俺は風呂の準備をすべくベッドを降りようとした。
でもその時、翔ちゃんのてが俺の手を掴んだ。
「そうじゃないんだ…。気持ち良かったんだ…。だから出来れば続きをしてくれないか?」
えっ、それって(๑• •๑)?