第4章 中華な翔ちゃん
翔side
俺を”料理男子”にする…
雅紀はそう言った。
この俺に?
麦茶しか作れないこの俺に、料理だと?
出来るわけねぇ~(;^_^A
「お前の言いたいことは分かるよ? だけどさぁ、そもそも俺は”男子厨房に入るべからず”の環境で育ったわけ。その俺に、料理なんて…」
それに最近は便利な世の中で、コンビニに行きゃ大抵の物は揃うし、食いたいもんがありゃ外食したって別に問題ないし。
「そ、そうかもしれないけどさ、やってみると案外楽しいよ?」
それも分からなくもない(((uдu*)ゥンゥン
現に潤や智くんなんかは、自炊もしてるって言ってるし…
「ちゃんとさ、翔ちゃんでも出来るように、俺が手取り足取り教えるからさ、やってみよ?」
料理に”足”は必要ないだろ…(笑)
まあでも確かに、やってみて損はないのかもしれないな。
もしこれで完璧な”料理男子”になれれば、俺のスキルアップにも繋がるし…(;´・ω・)ウーン・・・
「分かった。やってみるか」
俺は雅紀の提案に乗ることにした。
但し、だ…
「俺は”超”が付く程の初心者だ。分かってるだろうけど、初心者の俺にもちゃんと分かるように教えろよ?」
「うん、勿論だよ。ちゃんと手取り足取り教えるから、安心して?」
だから、”足”はいらねぇんだって(>_<)