第3章 オタッキー相葉ちゃん
和也side
マサッキーが私のコントローラーの右へ倒す…かと思えば左へ…
その度に私のコントローラーは痛いぐらいに腫れ上がり、もう自分では制御不可能な状態になっている。
なのにマサッキーときたら…(>_<)
左右移動にくわえて上下ジャンプまで…(ฅωฅ*)
これは相当な上級者レベルの技で、この私ですら習得するまでに何年もかかったっていうのに…
マサッキー、やっぱりお前はただ者じゃない。
「あぁっ…、もう駄目だ…、マサッキー、つ、次のレベルに…」
私は上体を起こし、壁に背中を凭せ掛けると、胡坐をかいて座った。
「ニノッキー、もしかしてとうとう…?」
マサッキーが、私のお汁でテカった口元を手で拭った。
「そうだ。いよいよだ…」
相当緊張しているんだろうな…(*´ω`)ウンウン
マサッキーがゴクリと息を飲むのが分かる。
「さあ、準備を始めなさい」
「はい」
立ち上がり、作務衣の上衣を脱ぎ捨てる。
一見細く見えるが、なかなか良い身体をしている。
特に、割れた腹筋は生唾物だ(//∇//)
くそ…、口元が緩んで仕方ないじゃないか…σ(//ω//)テヘ