第3章 オタッキー相葉ちゃん
和也side
私は二宮和也。
人は私を”ゲームの達人”または”根っからのゲームオタク”と呼ぶ。
私としては、まあどう呼んで貰っても構わないが、出来ることなら”ニノッキー”と呼んで頂きたい。
え、どうして”ニノッキー”か、って?
そりゃ決まってるでしょ?( -ω- `)フッ
二宮の”ニノ”とオタッキーの”ッキー”を足しただけの、なんとも安直な発想だ。
私はとにかくゲームが好きで、一度ゲームを始めると、それこそ寝食も忘れて没頭してしまうことも多々…(;´д`)トホホ…
ある時なんて、気付いた時には三日も飲まず食わずで、ゲームの世界にのめり込んでしまったこともある。
まるで仙人のような生活だと、数少ない私の友人は言った。
あながち間違いではない。
ゲームさえあれば、他には何もいらない…
私はそう思っていた。
そんな私だが、つい最近になって”弟子”なるモノが出来た。
本来であるなら、私は弟子など取るつもりもなければ、無縁のものだと思っていた。
なのにアイツは…相葉雅紀は、玄関のドアだけでは飽き足らず、大胆にも私の心の扉までノックしてきた。
そう大してゲームが得意という訳でもないのに…
では何故私が彼の弟子入りを認めたのか…
それはこの私にも”謎”である(-_-;)ハァ…