第2章 マッスルニノちゃん
和也side
あろうことか、俺はとうとうMJにイカされてしまった。
しかもだ、恋人とするよりもよかったなんて…(;´д`)トホホ…
口が裂けても言えない(>_<)
「お疲れさまでした」
そう言ってMJが自身を引き抜いた。
そしてカシャッと音がして…
おっぴろげのお股の間からコソッと見ると…
なんてことだ、MJがアソコにカメラを向けているではないか💦
「あ、あの…」
「ああ、コレですか? コレは体験コースを受けられた方に、記念としてお渡しする写真なんですよ」
そうか、記念品まで貰えるのか…
うん、悪くない♪
手と足のベルトが解かれ、台から降りると、そのまま更衣室へと向かった。
全身が映るサイズの鏡の前に立つと、MJから借りたトレーニングウェアを脱ぎ捨てた。
そして、まるでボディビルダーの如くポーズをとってみる。
するとどうだろう…
トレーニングを受ける前まではプルンとしていた腹回りが、心なしか引き締まっているように見える。
それに自慢のプリッケツも、キュッと上がっている。
これなら念願だったマッチョマンも夢じゃないかもしれない(o´罒`o)
「いかがでしたか?」
着替えを済ませ、フロントにむかうと、MJがそれはスッキリとした笑顔で入会申込書を差し出してきた。
私はそれを受け取り、小さく畳んでポケットにしまった。
「あの、トレーニング続けたら、私もMJのようになれますか?」
「勿論ですとも」
その笑顔に嘘はない。
「では、明日にでもまた伺います」
「お待ちしております」
ジムを出ると、自然と笑いが込み上げてくる。
ククククッ…、これで私もマッチョマンの仲間入り決定だ//∇//)