第8章 アカデミーな相葉ちゃん♥
なんてことだ…
ずぶの素人に指摘を受けるなんて…大失態!
「いやぁ、君が余りにも扇情的で、ついついね」
首を仰け反らせた時に浮き出る喉仏…
滴り落ちた汗が水溜りを作りそうな鎖骨…
そのどれもが扇情的と表現するに値するほどだ。
「あ、あの俺って”洗浄機”なんですか?」
はあ?
この男ときたら”扇情的”の意味も知らんとは…
全く呆れた奴だ(;^_^A
「”扇情的”っていうのはだな…、って、一々説明するのも面倒だ」
おそらく、今説明したところで、この天然男は五分と待たずに記憶から消去するだろうからな…
「よし、撮影を再開するとしよう」
「はい!」
「あー、その前に、そのタンクトップを脱いでくれるかい?」
「えっ…、脱いじゃっていいんですか? あ、じゃあ下も脱いじゃいます?」
な、なんと(◎-◎;)!!
随分積極的だな…( ´艸`)ムフフ
出来る事なら私も、その厚い生地で覆われた部分に、今すぐにでもお目にかかりたいところだが…
やはり物事には順序と言うものがある。
「いや、今はまだ上だけで十分だ。いずれその時が来たら、私の方から合図を送るから、それまではどれだけ窮屈でも我慢してくれたまえ」
「はい! じゃあ俺、監督のことしっかり見てますね」
ああ、そうしてくれたまえ…( ˆωˆ )ニヤニヤ
つか、この男…、意味分かって言ってんのか?