第2章 マッスルニノちゃん
和也side
いくらトレーニングの一環だとはいえ、流石にこの体制は恥ずかしいし…それに何より、お腹が圧迫されて、今にも出てはイケナイ音が出てしまいそうで…
にも関わらず、MJは私の手首と足首を固定してしまった。
これでは隠すことはおろか、抑えることと出来ないじゃないか(>_<)
こうなるともう、自分との闘いになってくる。
自然現象に勝てる自信は…無いけど…(;´д`)トホホ…
「二宮さん、いいですか? これから背凭れの部分が上下しますからね? しっかりお腹に力を入れてて下さいね?」
な、なんですと((°A°;))?
これはマズイぞ、非常にマズイ(>_<)
この状況で、腹に力を入れたら、間違いなく…
「う、うわっΣ(゚ロ゚;)」
突然背凭れがガコンと音を響かせて上がった。
そして…
「ノワッ…(+д+)マズー」
またガコンと音を響かせて倒れる…
それが何度も繰り返された。
そうなるともう私の我慢も限界で…
「MJ、ごめんなさい!」
丁度開いた足の間から顔を出したMJに向かって謝ると、私は下腹部にほんの少しだけ力を入れた。
まるで風船が割れるような…
そんな勢いだった。
でも…
スッキリしたぁ…ε=(´ο`*)))