第2章 マッスルニノちゃん
潤side
流石にこの形状には抵抗があるのか、二宮さんも戸惑いを隠せない様子で…
それでも俺の”懇切丁寧”な説明が功を奏したのか、二宮さんが台の上に座った。
それを確認して、俺は手元のボタンを操作すると、シートがゆっくりとリクライニングモードへと変化していった。
ククク、なかなかイイ眺めだ//∇//)
と、おっとイケナイ。
俺の本来の目的は腹筋を鍛えることだ。
二宮さんのプリッケツ&山脈に気を取られている場合ではない。
「はい、いいですか? このまま足を真っ直ぐ上に伸ばしますよ?」
再びボタンを操作すると、ウィーンと奇妙な音を響かせて、ふくらはぎの部分が持ち上がった。
「あ、あの…MJ…、く、苦しい…です…」
「どこが苦しいですか?」
「お腹が…」
「ほほぉ、それは腹筋に効いてる証拠ですよ。いい傾向です。では、次のステップに進みましょうね?」
ボタンをポチットな、としてと…♪
「え、えっ、ちょっと待って下さい、このままだと、あの…」
グリップを握っていた二宮さんの手が、全開になった股間に伸びる。
俺はその手をやんわりと剥がすと、グリップを握らせ、そこに革のベルトを巻き付け、ついでに足首も同様に革のベルトで固定した。
いやいや、決して変なプレイではありませんよ?
あくまで”トレーニング”の一環ですからね?(o´罒`o)