第7章 ギラつけニノちゃん
和也君の手から、携帯用ゲーム機を取り上げる。
「何すんですか…」
ま、当然怒るよな?
うん、それも想定済み( ˆωˆ )ニヤニヤ
「返してくださいよ」
「返さないよ?」
「何で!」
当たり前でしょ?
そんな態度じゃ、返せるわけがない。
「いいかい? ゲーム機が返してほしければ、俺の言うことを聞くんだ。どうだい、できるね?」
今度俺のギラギラファッションを貶したりしたら、そん時はゲーム機は…(-L-)ククク
「わ、分かりましたよ。で? 何をすればいいんです?」
おっ、やればできるじゃないか(*´-`)ウンウン
「そうだなぁ…。まずは、音楽に合わせて腰を揺らしてみようか?」
「は? なに、踊んの? ここで?」
間抜けた声を上げる和也君は放っておいて、俺はミュージックボックスを操作した。
うん、これがいいだろう♪
「よし、ミュージックスターッ!」
流れてきたのは1970代後半に、一世を風靡したあの名曲、”フライデーナイトフィーバー”だ。
「さあ、俺がお手本を見せるから、和也君は俺の真似をするんだ。3,2,1、Let's Dancing!」
俺はリズムに合わせて、腰を前後左右にグリグリと回しながら、上下に突き上げるように腰を振った。
当然だが、和也君とは逆に、前面の布地が極端に少ない俺のズボンからは、俺様のjuniorがピョンピョンと跳ねていた。