第7章 ギラつけニノちゃん
「さ、和也君、これを…」
リビングに入るなり、腰にバスタオルを巻き付けただけの格好で、ソファーの上にチョコンと座ってゲーム機を弄る和也君の前に差し出した。
「どうも…」
俺の方を見ることなく着替えを受け取り、それをソファーの端っこに放った。
はあ?ピキッ(°ㅂ° ╬)
ちょいちょいちょいちょ~い!
今の態度は何だ?
あまりにも野暮ったいから、見るに見兼ねて風呂まで入れて?
着替えまで用意してやったのに?
今の態度は頂けませんねぇ~( ˙-˙ )ムムム
ここは一発、大人としてお説教をしてやらなきゃな。
大切な友人の息子だからと言って容赦はしないからな?
覚悟しておけよ~、大切な友人の息子の和也君?
俺はスーッと息を吸いこむと、和也君の手からゲーム機を取り上げ、仁王立ちになった。
「ちょっと、何すんですか…」
「いいか和也君、よ~っく聞け。俺はだな、君が…ふぇ、ふぇ、フェ~っくしょん!」
あ、あれ…、おかしいなぁ…(;^_^A
「あのさぁ、何が言いたいのか知らないけどさ、とりあえず服着たら? さっきからさ、そのブラブラしたのが気になってさ、ゲームに集中出来ないんだよね」
へ?
はっ…、俺まだ服着てなかった?イャ───(*ノдノ)───ン
「私も着替えますから、アンタも着替えたらどうです?」
「あ、ああ…、じゃあそうさせて貰おう…かな…」
あ、そうだ!(・。・)b
どうせならアレを着ようかな♪