第7章 ギラつけニノちゃん
垢擦りタオルの効果は抜群なようで…
「ソレ案外気持ちいいですね」
なんて可愛いことを言い始めた。
それに気を良くした俺は、和也くんを椅子ごとコチラに向かせると、首周りから始まり、ペちゃパイを通り、若干弛んだお腹を撫で、その下へと垢擦りタオルを進めた。
しか〜し!
残念(?)なことに、その下のBIGK.A.Zに触れようとした瞬間、
カッコ〜ン………
俺の目の前に無数の星が散った(☆ϖ☆)©⌒
頭を抱え込んでいる俺を他所に、和也くんはさっさとシャワーで泡を流し、バスルームから出て行ってしまった。
「ねぇ、私の着替えはどこです?」
「あ、ああ、ちょっと待ちたまえ…」
そうだ、和也くんのあまりの野暮ったさに、勢いでバスルームに連れ込んでしまったけど、肝心な着替えを用意するのを忘れていた(;^_^A
俺は大急ぎで身体中に付いた泡を流し、バスルームを飛び出した。
「早くして下さいよ…。風邪引いちゃうじゃないですか…」
「あ、ああ、それはすまない。すぐに準備するから…」
足拭きマットで丁寧に足の裏を拭き、棚に仕舞ってあったバスタオルを二枚取り出し、一枚を和也くんに手渡した。
「どうも…。つか、もう乾いちゃってますけどね」
和也くんはバスタオルを腰に巻き付けると、濡れた髪をシュッと掻き上げた。
おっ…、おおっ?
和也くん!
君ってば…こうして見ると中々どうして…( ´艸`)ムフフ