第7章 ギラつけニノちゃん
俺は松本潤。
人は俺を”世界のMJ”と呼ぶ。
ま、俺自身そう呼ばれるのは嫌いじゃないが、少々大袈裟過ぎじゃないかとは思う。
…が、呼び方なんてのは自由だ。
好きに呼んでくれて構わないから、気軽に”MJ”と呼んでくれ( ´罒`*)✧"
勿論、”世界の“を付けて貰っても、俺は怒ったりしないけどね(・ω<)-☆
と、まあ自己紹介はこれくらいにしておいて…
今日は大切な友人が、息子を連れて来る予定なんだが…
約束の時間は確か13時。
でもその時間はとっくに過ぎている。
正直言えば、俺は時間にルーズなのが好きではない。
ましてや、俺はしっかり来客時用の服にも着替え、髪だってガッチポマードで固め、完璧な状態で待っているのに…(*-ω-*)
なんて失礼な奴なんだ
金輪際アイツの頼みなんて聞いてやるもんか…
ポマードで固めた髪を、苛立ち交じりにクシャッと掻き混ぜた、その時、
ピンポロロ~ン♪
と、部屋のチャイムが鳴った。
ったく、漸く来やがったなε-(`・ω・´)フンッ
ヒョウ柄のスリッパでドカドカと足を踏み鳴らしながら玄関に向かう。
「今開ける」
憮然とした口調で言い放ち、ドアノブを握る…が、ちょっと待てよ?
おそらく、ドアの向こうに立ってるのは俺の親友とその息子だろうとは思う。
でももしも違ったら?
はっ…、そう言えば最近近所で空き巣の被害が出ている、なんて噂を聞いたような…(;-ω-)ウーン