• テキストサイズ

僕らがProducer【気象系BL】

第6章 絵描きな潤くん


「あっ、それよりさ、ご飯なぁに? 超いい匂いなんだけど(o^^o)」

「えっと、冷蔵庫にあった食材だけで作ったんで、大したものじゃないんですけど、パスタを…」

「うわぁ、オイラパスタだぁい好き♪」

オイラはスケッチブックを閉じて横に避けると、まちゅ潤が差し出してきたフォークとスプーンを受け取った。

「どうぞ、召し上がれ♡」

目の前に、山盛りパスタが乗ったお皿が置かれる。

うん、とっても美味しそう(*^^*)♪
でも…

「オイラ、こんなにも一人で食べきれないや…。まちゅ潤も一緒に食べよ?」

「いいんですか? じゃ…遠慮なく…」

まちゅ潤がヒラヒラエプロンのポッケに手を突っ込む。

出てきたのは…フォークとスプーンのゴールデンコンビで…

なぁんだ、最初っからそのつもりだったんじゃん(笑)

オイラはお皿をテーブルの中央に置いてから、お行儀よく両手を合わせた。

「いっただきま〜す! ………うぉ〜、これは美味い(o^^o)♪」

玉ねぎとソーセージだけの、ケチャップで味付けしたシンプルなパスタなんだけど、味のバランスが超絶にいい感じ♪

「ホントですか? 良かった…」

「んふ、ホントだよ。マジで美味しいもん(^-^)」
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp