第5章 Ze~ro~な智くん
智side
僕のお尻に、あの赤い変な形をした”アレ”が突っ込まれた。
それだけでも僕は、
「あぁっ…、いやぁん…、うぅ~ん…」
なんて恥ずかしい声だしちゃってんのに、ブルブルッってされて…(ฅωฅ*)
「えっ…、えぇぇっ…、おかしくなっちゃうぅ~…」
って、悲鳴みたいな声まで…(>_<)
おかげで、
「ケホッ…、アデ…? ケホケホッ…」
滅多に枯れることなんてないのに…
「じょおぐん…、のど…、いだい…」
イガイガしてて、ガラガラしてて、なんか変!
きっと変な声一杯出したからだよね?
「うぅ~、じょおぐんのぜいだ…」
僕は涙目になりながら、僕のお尻をニマニマして眺める翔くんを睨み付けた( ー̀дー́ )
「えっ、俺? うっそぉ~ん(;^_^A」
そうだよ、ぜ~ったい翔くんのせいだもん!
どうすんのさ、こんな声になっちゃてさ。
これから僕ニュース読まされるんでしょ?
しかも”生”だよ、”生”!←ここ重要。
「と、とりあえずさ、準備だけしとこっか? ほら、そろそろスタッフが呼びに来るといけないしさ」
翔くんが畳の上に散らばった僕のパンツとズボンを掻き集めて、僕の足に通した。
ちょっと待って?
僕のお尻、”アレ”入ったままよ(๑• •๑)?
「あ、あのじょおぐん? あの…」
僕が言いかけた時、控室のドアがノックされた。