第5章 Ze～ro～な智くん

智side


翔くんが僕の足を掴んで、ズボンのベルトを器用に外した。

普段、超が付く程のぶきっちょさんなのに、こういう時だけ器用なんだから…(>_<)

僕は呆気なくズボンとパンツを降ろされてしまって…(*º ﾛ º *)!!

｢(*/▽＼*)ｷｬｯ」

慌てて手で大事なトコを隠した。

でも、

｢ほぉら、隠さないの。万歳して？」

やだやだ、絶対しないんだもん、万歳なんて…

だって、万歳したら、僕の大事なのが見えちゃうじゃん(T^T)

｢だ、誰かくるといけないから、ね？　やめよ？」

もしこんなトコ誰かに見られでもしたら…

うぁっ、考えただけでも恥ずかしくなっちゃう(ฅωฅ*)

｢大丈夫。智くんさえちゃんといい子に出来たら、すぐ終わるから。安心して？｣

ホントに？
嘘じゃないよね？

｢さ、万歳して？」

もぉ…、仕方ないなぁ…ε-(´-`*)

僕は観念して、大事なトコを隠していた手を剝がすと、手を上にあげて万歳をした。

｢うん、いい子だね♪　じゃあ、ちょっとだけジッとしててね？」

翔くんが僕の肩をポンって押す。

その場にひっくり返ってしまった僕は、そのまま足首を掴まれて、ゴロンと身体を反転させられると、腰に回した翔くんの腕で腰を高く持ち上げられた。

やだぁ…、この格好、超恥ずかしいやつじゃん(>_<)