第9章 聖騎士
『……スクッ…
…なんてね…よろしくね。』
「おっおう……////
…ぉ俺のことは獅朗でいいからなっ///」
藤本は慌てて手を差し出してきた。
握手を求めらたフールは藤本の手を取った。
手を離しメフィストの、方へ向かい思い出したように振り向き藤本に話しかけた。
『あーそう。…獅朗?…三賢者は知らないから聞いてないと思うけど、私の瞳が紅くなったときは注意してね。』
「???」
『メフィスト、私はどこの部屋を使っていいのかしら??』
「おっと、これは失礼しました。今、案内させます。ベリアル!案内してくれ。」
「はい。かしこまりました。どうぞ、こちらです。」
『ありがと。じゃまたあとでね。』
ベリアルと共に彼女は部屋を出ていった。
「…やべぇ~…あの色気………やっぱ悪魔だな…////
ってか、おいメフィスト!あいつの紅い瞳ってなんのことだよ?」
「はい。通常時は瞳がアメジスト色をしていますが、戦闘や気持ちがたかぶると瞳は深紅に変わるのです。多少口調も荒くなりますね。悪魔の本性が表れ欲求に忠実になるので。クククっ厄介ですよ…。そんな時の彼女には…気を付けてくださいね☆」
「そうなのか?…」
「あー、あと、フールには手を出さないでくださいよ?私のですから☆」
「えっ?!……マジかよ…」