第13章 旅行　

『…』


恥ずかしさのあまり黙り混む

「……。

…………そうですか…」


メフィストの手が離れていく。

フールはとっさに離れるのを止めるように手を掴んだ。


『…ここっ…ここ…も、さわって…？///』

離れていく手を握りしめ自らの密部へと促す。

「はぁー。

　　ちゃんと言葉で欲しかったんですけどねぇ…

　まぁいいでしょう…」

下着の上から割れめをなぞった。

「おや？これじゃぁ下着の意味がなさそうですねぇ…」


既に密部はグッショリと濡れていた。

下着の上から密部を撫で、直接触れてはくれない。

もどかしい快楽に身を震わせ…


下着の上からでもわかるほど尖った豆を強く擦ると立っていたフールは膝の力が抜けてガクッと崩れ落ちそうになる。



メフィストが笑みを浮かべ、受け止めそのまま横抱きに抱き上げた。


呼吸の整わないフールはメフィストの首に腕を掛ける。

メフィストの耳元に顔を寄せ名前を囁いた。

顔を覗けば潤んだ瞳は深紅に染まり色香を放っていた。

その表情に体の血が沸き立つ程に興奮した。


「…あぁ…やはり貴女は美しい…」