第3章 誠凛高校バスケットボール部

火神（―――ってはぁ！？しっ…―――しっ…死ぬほど弱ええ!!!）


そりゃ驚くよな大我…！

いくら体格に恵まれてなくても得意技極めて強くなった選手は何人もいる

けど、黒子はドリブルもシュートも素人に毛が生えたようなもん


火神｢ふざけんなよテメェ!!話聞いてたか！？どう自分を過大評価したらオレに勝てると思ったんだおい！｣

黒子｢まさか、火神くんの方が強いに決まってるじゃないですか｣

火神｢ケンカ売ってんのかオイ…！どういうつもりだ…｣

黒子｢火神くんの強さを直に見たかったからです｣

遥香｢まーまー、 落ち着きなされおふた方。黒子は そうじゃないんだって！｣

火神｢あーもういいよ、弱ぇ奴に興味はねーよ…最後に一つ忠告しといてやる

オマエはバスケやめた方がいいよ

努力だのなんだのどんな綺麗事言っても世の中には才能ってのは厳然としてある

オマエにバスケの才能はねぇ｣

黒子｢それはいやです。まずボクバスケ好きなんで｣

遥香｢大我も知れば多分に分かるよ…。｣