(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第4章 また
良守サイド
今日は久々に夜の仕事に向う。
良「おーい出て来いよ斑尾!仕事だ!」
ガッと犬小屋を掴み揺らしながら言うと、小屋の中から声が聞こえて来た。
斑「うるさいねぇ。あたしゃ真夜中じゃないと興が乗らないんだよ」
良「こんの犬。低血圧気取りか!」
ギャーギャー床屋の前で叫んでいると、
斑「うるさいねえ。あたしゃまだねむいよ」
斑尾も光の事が心配なのか不機嫌そうにしながらも出て来た。
光俺が倒れたから心配したかな。とか、光自分を責めたりしてないかな。
などと考えながら墨村家の妖犬斑尾と帝光中学校までの道を歩く。
今日は、妖もまだ来ていないのに珍しく早めに家を出た。
帝光中学校に着くと、門を乗り越えて敷地内に入る。
時「あら。今日は早いわね」
良「ああ。光が心配で」
時「そうね。だいぶヤバいわね」
良守と時音は、普段は出会うと喧嘩ばかりでまともに話ができないことが多いが、
光の事に関するとなると、普通に話すことができる。
良「どうしよう。俺のせいだ」
うー。と頭を抱えて蹲ってると、時音がバシッと背中をたたいて
時「アンタがそんなんでどうするの。シャキッとしなさいシャキッと!」
良「ああ」
時音のおかげで少しどうすればいいのか分かった気がする。
良「ありがとな」