(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第4章 また
朝。学校に来た私は、職員室にいた。
その理由は、退部届をもらう為だ。
その理由としては、自分がバスケをやるせいで仕事に支障が出る。ということだ。
先「もうやめるのか?入って数日じゃないか」
光「はい。やはり、色々と忙しいので」
はい。部活をやっていたら気が緩んで良守が死にそうになったので。とは言えないので、
適当に言葉を濁しておく。
光「では、もう行きますので。ありがとうございました」
職員室を出ると行くのはやはり、屋上である。
そしてそこですることと言えば……
光「ふぁ~。ねむ」
昼寝だ。まさに、サボり。と言うか、昼寝以外にすることがあるのだろうか?
ゴロンと横になると早速寝息をたて始めた。
昨日の夜は、ずっと極限無想に入っていたためいつもより疲れた。
そのため、数秒と経たずに光は夢の世界へ……
青「……い。お……い!……おい!!」
光「む……」
数分後。青峰がやってきた。
青峰よ。光様もさぼりに来たんだろう。さぼりに来たことなど報告しなくてもいいから
さっさと昼寝すればよかろう。私を起こすんじゃない。
と、思いながら目を擦る。そして、文句を言いかけたところで意識が覚醒してきた。
そして、気付いたことが一つ。青峰は、サボりに来たのではない。
これだ。青峰は、けしてサボりに来たのではなく、光を呼びに来たのだ。
しかし、私の言う言葉は一つ。
光「青峰。お前だけで行け。私は寝る」
青「はあ!?なんでだよ!!お前連れてかないと俺がヤバいんだよ!」
無駄に大きい声で叫んでくるが、光はいたって普通の声で、
光「眠い。だから寝る」
青「俺だって寝みいよ!!」
光「知らん」
そう言って、光は青峰に背中を向けて寝ようとする。
それを黙ってみている訳はないので、青峰は光抱え上げようとした。
光「む。降ろせ」
目を少し開けて光が言うが、青峰は
青「理由がないと駄目だ」
と言って降ろす気配がない。ふむ……
光「じゃあ、なんで理由がないと屋上で寝てはいけない」