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(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?

第4章 また


今日もまた夜のお仕事に出かける光

光「夕ー行くよー」

夕「はいはーい」

朝と違う真っ暗な学校までの道のりを歩く。

光「よいしょ」

門を越えると屋上の全体が見渡せるいつもの場所へ。

少しすると時音が学校にやってくる。

此処までは何時も通り。しかし、今日は何故か時音が此方に向かって来た。

時「最近どう?」

光「普通」

光は無表情で答えるが、仕事の途中での光はいつもこんな感じなので、

気にせず時音は話しかける。

時「部活だよ。」

光「ああ。まあ……修業的にもいいかな」

時「それで?楽しいの?」

いつも仕事のことになると固いんだから。などと思いながら少し呆れ気味で言うと、

普段とは少し違う反応が返ってきた。

光「うん。楽しい……かも」

少し無表情の中に花が咲いた。

驚いた。普段だったら修業なんだからとか言ってそんなこと言わないのに。

部活の仲間が良かったのかしらね。

時音がそんなことを思っている間に光もまた、こんなことを考えていた。

楽しい……か、久しぶりかも。でも、修業は修行!頑張らないと―――

ピキーーン

いつもの感覚が頭を駆ける。

さあ、仕事仕事!と、頭を切り替えようとしたその時、

良「光!!!」

良守が必死にこちらに駆けてくる。

それに、光後ろを振り返ると、もうすでに妖がすぐのところまで迫っていて、

光「えっ……」

視界が暗転する。

それとほぼ同時にグシャという音がして、辺りに血が飛び散る。

時「結ッ!滅」

慌てて時音が事の発端の妖を滅する。
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