• テキストサイズ

(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?

第2章 お父さん



でも、本当に修業しないといけないのだ。

彼女の父親は、夜の仕事で亡くなっている。

そのことに対して彼女は追い目を感じているのだ。

”自分がもっと強くて、一緒に仕事に行けてたらお父さんは死ななかったのではないか”

と……だから、

”もう、絶対誰もあの場所で傷つけさせない”

と、父親が死んだ日に約束したのだ。父の墓の前で。

そのことを主張するが、

光「修業ができないんだけど」

母「光方はもう、修業しなくても大丈夫よ」

そんなこと何ともない。とでもいうかのように微笑む。

なんで?お母さんは忘れたの?お父さんは、あの場所で死んだのに。

私がもっと強かったらお父さんは死ななかったかもしれないのに。

なんで?なんでよ!?

私は約束したの。お父さんと。お父さんの墓の前で。

それを…それを!!

光「は?舐めてんの。夜の仕事は危ないんだよ!!」

そのまま、私は自分の部屋の前まで走って、そのまま部屋に入る。

ベットに倒れこんだ。

彼女の目から一粒。二粒と大きな涙が出てくる。

光「お父さん……」
/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp