第4章 Lovely Sweet Angel
【 大野side 】
絶対これ、騙されたよねぇ('ε'*)
翔ちゃんの戦略に乗せられたでしょ、俺..
雑誌の取材の後、メイクさんにお願いしてあったから、メイク室に戻った。
「さとこちゃんにすればいいんだよね?」
「そう。結婚式の余興でさ〜...」
聞かれてもいないのに、言い訳っぽいかな?
「じゃあ、先に着替えてきて貰える〜?」
メイクさんに着替え一式渡された。
一番上にあるのは、ブッ、ブッ、ブッ...
↑ちょっと落ち着こうか...(^^;
紐のついた黒いやつは、ブラジャーという代物でしょうか?....そうです!
「これも〜?」
「そりゃあ、そうでしょ?ちなみに下着は全部女性用だから、頑張って着てくださいね♪」
....頑張って、って言われてもさ...
困惑顔して凝視する俺に、彼女が、
「手伝いましょうか?」
と笑ってる。
俺は丁重にメイクさんのお手伝いをお断りして、
着替えだした。
CMん時は、下着までは着なかったのに。
しかもさ、何この白の透け透け(;o;)
誰の趣味だよ?
こんなところまで手を回してんのかな?
あの人.....まさかな?
いやいや。
そのまさかですよ♪兄さん(^-^)
櫻井翔という男を、まだ分かってないようだね...フッフッフッ...
↑あなた、いったい誰!?
俺は何とか着替えた。
でものこパッ、パンツは、ヤバイだろ〜?
もしなんか不測の事態が生じて、
人様に見られるようなことがあったら...
俺、たぶん捕まる。
ワイセツ物なんちゃら、って。あれ。
だって、履いてるとはいっても、丸っきしの形だけだもんこれ///
普通に透けて見てるよ(ToT)
この上に短パンとか履いたらダメかな?