第3章 Carnival Night partⅡ
頼んでおいたルームサービスが届く前に、
3人も風呂に入ることに。
賑やかに騒ぎながら3人が行ってしまうと、
智が俺に抱きついてきた。
「翔ちゃ~ん...ごめんね~なんか、
こんな展開になちゃって...」
...こいつ、顔が全くごめんね顔じゃねーし///
「最初っから、あいつ等味方につける気でいたくせに...ごめんじゃないけど...」
もう俺も、笑って答える。
智は俺の耳元に口を寄せ、
「大丈夫♪可愛すぎる翔ちゃんの顔は、
ちゃんと見られないようにするから❤」
そう言って耳をペロリと舐めた。
ゾゾゾッっと全身総毛立つ俺は、
智の腰を引き寄せてから、
「痛くしたら、ヤだよ...」
と、出来るだけ可愛く、
唇をすぼめて言ってやった。
「もおおうぅ~///翔ちゃん!!可愛い///」
案の定、智は身悶えて俺にしがみついてきた。
...しょうがない...こうなったら、
久々に、智の雄の顔、堪能するか...
あの3人のことは、忘れよう///
↑そんなこと、出来るかな~...
.........
あのさ、さっきから、気になってたんだけど、
この人、真ん中、硬くしてるよね...
俺は、しがみつく智の脚の間に手を伸ばし、
ソコを確認する。
「あっ...翔ちゃん...エッチ~❤」
「あのさ、ちょっと今日、盛りすぎじゃね?
十代の高校生かよ///」
そう揶揄うと、智は、
「だって、今夜は、みんなの前で、
翔ちゃんにイレる❤って、そう思ったら、
もう、反応しちゃって...
取材の時も、怪しかったんだからね!!」
ドヤ顔で言う智に、俺は笑って、
「単なる変態じゃね~か...」
と言いながら、ゆっくり唇を重ねた。