第3章 Carnival Night partⅡ
「智、その話だけどさ...」
「さ~て!..身体洗っちゃおっか~
翔ちゃん、洗いっこ、する~?」
...ダメだ、相手にしてくんない...
「はい、一緒に洗お!」
智にすっかりリードされてる俺は、
頭をフル回転させ、何とかこの危機を回避する方法を考えていた。
でも、智に必要以上に頭をゴシゴシされて、
いい考えが全く浮かばない...つ~か、
考えらんない(´・ω・`)
「お客さ~ん♪痒い所、ないですかぁ~?」
...ダメだこりゃ///
こいつ、わざとやってんだな~...
俺は、腹いせに、俺の前でゆらゆら揺れてる、
半勃ちの智を、ぎゅっと掴んだ。
「あんっ❤」
あんっ、じゃねーあんっじゃ///
俺は珍しく余裕で事を運ぼうとしている智に、
悔しさと、そして、愛しさを感じていた。
↑あなた、言うほど困ってませんけど(^^;
お互いの身体を洗い合って、
さっさと風呂から出ていくと、
ソファーでニノと相葉くんが相も変わらず、
イチャついていた...
...まったく、よく飽きないぜ、こいつらも...
「あれ~?早いね。もう出たの?」
「風呂場じゃ、盛り上がんなかったのかな?」
ふたりに揶揄われて、俺はしれっと横を向いたのに、
智のヤツと来たら、
「そうなんだよね~(*´з`)翔ちゃん、
握ってくれただけで、擦ってくんなかったし~」
「智、バカッ///」
慌てて彼の口を塞ぐけど、
すでに遅し(-"-)
ふたりは、俺の顔見て、
「夜にた~っぷり、可愛がるんでしょ?翔ちゃん」
ニノは口元を抑えて笑っている。
「だってよ!よかったね~、リーダー♪」
そんな相葉くんに向かって、智が、
言いやがった...