第3章 Carnival Night partⅡ
その晩、早く仕事が終わった俺たちは、
一緒にご飯を食べて来て、
9時に帰宅した。
んで...
お風呂、なう❤
今日は珍しくお風呂一緒にどう?
って翔ちゃんに誘われて...
何だか新婚に戻ったみたいに、
頭を洗いっこして、身体も洗って、
仲良く湯船に浸かっていた。
「翔ちゃぁ~ん❤」
「なあに~?」
「なんか俺、幸せ...かも♪」
翔ちゃんの指に自分の指を絡めながらそう言うと、
翔ちゃんは、笑って俺の耳をペロッと舐めた。
「やっ///...もう~...くすぐったい」
「なんで急に、そんな可愛いこと言うの?」
背中から、ぎゅうっと抱き締められて、
俺は、ドキドキして...
いつものことなのに...
顔も赤くなる...お風呂が熱いせいじゃない...
俺より一回り大きい翔くんに、
すっぽりと包まれて、
俺はうっとり目を閉じた。
...世間では、嵐のメンバー同士。
『山』なんて、勝手に俺たちのことをそう呼んで、
少し絡もうものなら、キャーキャーいって、
喜んでいるファンの子たち...
その子たちが、俺たちのこんな関係知ったら、
どう思うんだろう...
キャーキャー言ってるくらいだから、
喜んでくれるのかな...?
でも、やっぱり...
...??
......俺が目を閉じて、幸せな時間に浸ってるのに、
なんかさ、後ろから、
エロいことしてくるんですけど...(-"-)
「ちょっと、翔ちゃん~?」
「えっ?なに?」
「何じゃないでしょ?何じゃ。
さっきから俺の乳首で遊んでるよね?」
...そう、目を閉じて、俺が体を預けてるのをいいことに、この人、ずっと、俺の両乳首をかまってくれてんだよね(´・ω・`)
「もう、超硬くなってるけど~♪」
「あたり前だろ!!そんな、擦ったり、
引っ張ったり、捻ったりすれ...あっ///」