第2章 見えない方が♡
仰け反った智は、
そのまま後ろに倒れ、意識を飛ばした。
...なんかもう..シーツはべとべとで、
ちょっと人には言えない状況だけど、
その中で、智は天使みたいな顔で、
眠っていた。
あんなに乱れて、淫らだったなんて、
微塵も感じさせない、
寧ろ、あどけない...無垢な寝顔...
そんな顔を見ていると、
『こいつを守ってやんなきゃ///』
って、改めて思うから...
俺も相当イカれてる。
俺は、
智の身体を抱き上げて、風呂場に行った。
抱いたまま湯船に浸かると、
ゆっくりと智は目を開けた。
「おつ!気が付いたね♪」
彼は、しばらく自分の置かれた状況と、
今夜のことを振り返っていたのか、
キョトンとしていたが、
...たどり着いたんだろうね~...今、現在まで。
急に顔を真っ赤にして、両手で顔を覆った。
「智...顔、見せてよ...」
「......ダメ...」
「なんでよ~!」
「...見せたくないから!!」
......ちょっとさ、
何だよそれ///可愛すぎて、襲うぞ!!
仕方ないから、
恥ずかしがる彼に、俺は優しく話しかけた。
「松潤がくれた、革の目隠しのお礼、しよっか?」
「......お礼?...」
「そ!智、気に入ったみたいだからさ、
お礼に、なんかイイもの買って、プレゼントすんの♪」
すると智は、乗ってきた。
↑思う壺すぎるよね...簡単だな(*^^*)
「イイものって~?な~に...?」
「う~ん...後で一緒に、ネットで探すか!?」
「探す、探す!ニノが喜びそうなもんね?」
「じゃあ、身体洗って、出ようね❤」