• テキストサイズ

こばると ぶるぅ【気象系BL】

第2章 見えない方が♡



仰け反った智は、
そのまま後ろに倒れ、意識を飛ばした。


...なんかもう..シーツはべとべとで、
ちょっと人には言えない状況だけど、

その中で、智は天使みたいな顔で、
眠っていた。

あんなに乱れて、淫らだったなんて、
微塵も感じさせない、
寧ろ、あどけない...無垢な寝顔...

そんな顔を見ていると、
『こいつを守ってやんなきゃ///』
って、改めて思うから...

俺も相当イカれてる。


俺は、
智の身体を抱き上げて、風呂場に行った。

抱いたまま湯船に浸かると、
ゆっくりと智は目を開けた。

「おつ!気が付いたね♪」

彼は、しばらく自分の置かれた状況と、
今夜のことを振り返っていたのか、
キョトンとしていたが、

...たどり着いたんだろうね~...今、現在まで。

急に顔を真っ赤にして、両手で顔を覆った。


「智...顔、見せてよ...」

「......ダメ...」

「なんでよ~!」

「...見せたくないから!!」


......ちょっとさ、
何だよそれ///可愛すぎて、襲うぞ!!


仕方ないから、
恥ずかしがる彼に、俺は優しく話しかけた。

「松潤がくれた、革の目隠しのお礼、しよっか?」

「......お礼?...」

「そ!智、気に入ったみたいだからさ、
お礼に、なんかイイもの買って、プレゼントすんの♪」

すると智は、乗ってきた。
↑思う壺すぎるよね...簡単だな(*^^*)

「イイものって~?な~に...?」

「う~ん...後で一緒に、ネットで探すか!?」

「探す、探す!ニノが喜びそうなもんね?」


「じゃあ、身体洗って、出ようね❤」




/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp