第9章 大好きのカタチ

【ニノside】

その後の俺達の連携プレイは、
それは見事なもんだったよ。

潤くんは、雅紀を封じていた
グリーンのリングを外し
咥内で放ったばかりの『Ｊ』に
ローションを垂らして上下に扱き始めた。


「もう復活してんじゃんか…」
「まあね～♪雅紀のあんなエロい顔間近で見てりゃあね～♡」

「ふふふ…だね〜♪」

そっと『ま〜くん』を握ると、
ドライでイッた後特有の、快楽の海に身を委ねていた雅紀は、慌てて身体を起こした。

「かっ、かず、ダメだよ！…また、直ぐ出ちゃう、から…」

そりゃそうだろうね。
行き場を失った熱は、相変わらず中で燻っていて、少しの刺激でも、はぜてしまうんだろう…

「なんなら、何度でもイケばいいよ♥️」

「でも……」

「いいよ。今夜はふたりでたっぷりと可愛がってあげるからね♪」

「……なんか…怖いな…」

そう言いながら、雅紀の目は、
既に期待のせいか、赤く潤んでいる。

「ま〜さき♪もう、俺、準備完了なんだけど〜」

潤くんの言葉に、二人で完了のソレを見ると、引き締まった腹筋にくっつく程に反り返っていた。

「すげっ……」
「はやっ…」

「んふふふ♥️
ってことで♪…もう、いいよね？」

「…あ…うん…来て♥️」
「はーい＼(^-^)／」

あんなのおっ勃ててるくせに、
子どもみたいにはしゃいだ声で、
潤くんは雅紀に抱きつき、

それを受け止めた雅紀は、
待ってましたとばかりに、
背中に両脚を絡みつけて引き寄せた。