• テキストサイズ

こばると ぶるぅ【気象系BL】

第9章 大好きのカタチ


【ニノside】


さて、っと。

色んな意味で、俺たちそれぞれに、大切なことに気付いた…気付かせてくれた雅紀に…

お詫びと感謝の意味を込めて…

潤くんに目配せすると、同意の意味で小さく頷いた。


……雅紀、仲間はずれにして、ごめんよ~

今から、たっぷりと……

「雅紀♡」

背中に腕を回し、肩に凭れて呼ぶ名前には、
いつにない甘さを乗せた。

「えっ?な、なに?」

何かを察した雅紀は、瞬時に身体を硬くした。

「ま~さき♡」

反対側から雅紀の肩を抱いていた潤くんは、
その腕に力を込めて自分の方へと引き寄せた。

「ちょっ///まちゅじゅん…」

ふふふっ、噛んでるってば(*^-^*)

「淋しい思いさせちゃったからさ~」
「今度は俺たちで、目いっぱいに…」

焦る雅紀の返事は待たずに、
潤くんは強引に顎を引き唇を奪った。

俺は雅紀のすらりとした首筋に唇を押し付けながら、Tシャツの下に手を差し込んだ。

「んんっ…」

不意に来た刺激に、抗議しようとするけれど、
唇を塞がれていて、それも叶わない。

それをいいことに、俺はまだ柔らかい胸の粒を、指先で摘まんで捻った。

「…んっ…」

小さく漏れたその吐息に、雅紀の欲情の色を見つけてしまった俺は、ぎゅっと、身体の中心に熱が集まるのを感じた。

ああ、雅紀、可愛い~///(≧▽≦)

さっきは潤くんに思いっ切り可愛がってもらったからね~♪

お返しは、潤くんと二人で、雅紀に…♡



寝室に逆戻りした俺たちは、
アメリカから、潤くんが取り寄せた無駄にでっかいベッドの真ん中に座った。
きっと彼は、この上でプロレスでもする気だったんだろう…

あ、まあ、ある意味プロレスみたいなもんか~
それとも、柔道??
『寝技』なんて言葉もあるしね~( *´艸`)


/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp