第2章 見えない方が♡
「智....」
翔ちゃんは俺を立たせて、服を脱がせ始めた。
たったそれだけのことなのに、
もうさ、ドキドキしちゃって、
膝が震えだす…
こんなことなのに…不思議だけど。
彼の手で、
少しずつ晒されていく肌。
視覚が奪われてるって、
こんななんだ…
俺は翔ちゃんにすっかり裸にされて、
ベッドに仰向けに寝かされた。
………
…… …?
「翔ちゃん…何してんの…?」
「ん~?綺麗だな…ってさ、見てたんだ…」
その一言で、俺は真っ赤になった。
「見ないでよ~///恥ずかしいでしょ~?」
それでも彼は触ってこない。
『視姦』っていうの?
見られてるだけで、
ただそれだけで...
俺のアソコはゆるゆると勃ち上がる..
見ることで、俺を犯してく....
...なんかさ、すげー期待して、
盛ってるみたいで恥ずかしい..
↑やっ、実際そうだから///
俺は翔ちゃんの焦らしに、
あっさりと本日一度目の白旗をあげる。
両腕を伸ばして彼のことを求めた。
「翔ちゃん...ぎゅって..してよ..」
そこに居るはずの彼に届かない歯痒さ。
俺の手は、空を抱いてさ迷う...
....もう、なんだか泣きそう( ´△`)
「..さとし..すげー可愛い❤」
翔ちゃんがやっと俺の腕を掴んで、
身体を寄せてきてくれた。
俺は必死でその身体を引き寄せた。
「もう、捕まえちゃったし!
離さないんだからね~//」
普通じゃ言えない、つーか、
言わないような甘々な台詞が、
垂れ流すように俺の口から溢れる...
まんまと、
櫻井翔の....いや、松本潤かな?..
彼らの思うツボだよ...(-""-;)