第8章 Imaging Crazy〜ずっと君を想うから〜
「………」
「……」
見つめ合う俺たち…この後は…
「…あのさ…」
「うん…」
「俺、明日7時出」
「うん…早いね」
「…今何時?」
「えっと…」
部屋の時計を見ると、長い針が…
「2時5分…」
「智、明日は…」
「おやすみ」
「だよな~…今からエッチすると…俺って、何時間寝られる?」
「う~ん…3時間くらいは…」
じっと見つめる大きな目…
何だよそれ?
俺が誘ったみたいに…
なんなら、誘ったのはそっちだよ~?
でも……
俺だって、もうスイッチ入っちゃってるしね?
翔ちゃん、移動車の中で寝れるじゃん♡
↑これは本人には言わないけど…
「じゃ、さっさと済ませる、とか?」
「ははは…さっさと、って…」
「だって、俺とエッチするより、
睡眠の方が大事みたいだし(*´з`)」
膨れて目を反らしてみる…
まあこれも、計算のうちだけど…
俺って、こんな計算するやつじゃなかったのに。
ニノのがうつったんだな~、きっと…
「…智の方が大事」
「何より大事~?」
「睡眠」
「ぶ…」
「智とのエッチの方が大事」
「何と比べて?」
「仕事」
「ふふふ…
週刊誌のみなさ~ん!
櫻井翔はお仕事より、
エッチが好きですよ~!!」
「ちげーし…」
尖った唇が、究極にキュートだ♡
「違うの~??」
「エッチが好きなんじゃなくて、
大野智とのエッチが好きなの!!」
そう言って、尖らせたままの唇が降ってきた。
今度はさっきよりも熱く…激しく…
「んっ…しょ…」
「……」
俺の口の中で、激しく、爬虫類みたいに、
翔ちゃんの舌が這いまわる。
↑例えがっ///
息を吸うタイミングさえ分からなくて。
脳ミソが、耳から蕩け出しそうな甘さで……
↑だから、例えが怖いって///