第8章 Imaging Crazy〜ずっと君を想うから〜
「智~、今日さ、取材で松潤と一緒でさ」
「…ふ~ん…」
「……」
↑素っ気ない返事に、この話題を続けるべきか悩んでいる…
「で??」
「えっ??」
「どうだったの?松潤との…テレビ誌?」
「あ、そう!そうなんだけどさ~」
よかった~…
ちゃんと興味持ってくれた!!
「あいつ、合間に携帯みながらニヤニヤしてるから、
ニヤニヤ…?にや、デレデレかな~?
どっちかっつーと…」
「ふ〜ん…何見てニヤついてたの?」
何だよ~興味あるじゃん(^^;
智は、適当に相槌打ってる体で、
ご飯を口に頬張った。
「見てたのがさ~、相葉くんが送ってきたニノの写真で…」
「見たの?それ…」
「え?ああ、簡単に見せてくれたよ~
それがさ~……何の写真だったと思う~?」
「……」
早く言えば、的な視線で智が俺を見てる…
何だよ~
今日はいまいちノッてこないし、
不機嫌も直らない…
「それがさ、寝ているニノの顔に、相葉くんが落書きしてるんだけど~」
「起きないの?ニノ…そんな事されてて」
お、食い付いて来た!
「俺もそう思ったの~!そしたら、どうやら、媚薬使ってイキ捲って意識飛ばしたから、全然起きないんだって!」
「大丈夫なの~?それ…」
智は眉を顰めた。
「だよね~。今度注意しとかなきゃ!
…んでね、そのニノのほっぺに、相葉くんが書いたのが、『満足しちゃった❤』っていうの…細い口紅で書いたらしいよ♪」
「……ふ~ん…ニノ、怒らなかったのかな?
目が覚めてから…」
やっぱ、そこ気になるよね~
俺もそう思ったし。
「起きる前に消しちゃって、綺麗にしたから、
本人は知らないんだって!」
「そんなの翔ちゃんに見せて…
なんかニノ、可哀想…」