第7章 MJの憂鬱
『まーくん』が
さあ、舐めろよ、と言わんばかりに
潤の顔の前に…
いやいや、そんなつもりはなかったよ?
ただ俺は、ニノの言うままに、さ…
「…んふふ…雅紀、舐めてやるよ…」
「えっ??」
言うが早いか、潤は、
俺の腹から『まーくん』を引き離すように握って、
そのまま、あぐっとお口に入れた。
伏せた長い睫毛が、キラキラ綺麗で…
俺は思わず息を飲んだ。
後ろから、ニノのでっかいのを挿入され、
前は俺のを咥え込んでる、
こんな状況でも……
潤は天使だ♡
「ん、っ…ぁ…んん…」
ニノの激しい攻めに、
天使の眉間は苦しげに歪む。
俺も気が付けば、腰をゆっくりと送り込んでて、
潤は、それでもしっかり咥えて吸い上げる。
ああああ、ヤバい、俺、もたない、かも…
「潤…イイッ…気持ち、いいよ…」
そう言いながら、首から顎へと滑らすように撫でると、
潤は、猫のように目を細めた。
ニノが揺さぶるその衝撃が、
だんだんとよく大きくなるのが、
潤の口から俺にも伝わる…
こんな自然がいっぱいの瀬戸内の海…
そこに浮ぶ緑の無人島…
まさか、そこでこんなことが行われてるなんて。
しかも、国民的アイドルと言われ、
スキャンダルはご法度の俺たちが…
解放感って、人をこんなにも大胆にするんだな。
↑結構いつも大胆ですけど、あなた…
「あ、あっ、ああ、翔くん、イキそう…」
おっ!リーダーも今日は潤と同じ格好だ…
その、口を半開きにした苦しげな表情から、
翔ちゃんの攻めの過酷さが伺える。
「…ん、んっ、ああぁ、かず、俺…」
潤ももう近いみたいだ。
あ……
俺、いいこと思いついちゃった!!
「ねえ、ちょっと、みんな!!」
8つの目が、一斉に俺に集まった。
……あ、そんなに見られると、
なんか、言いにくいな…(^^;
↑あなたが呼んだんでしょうが///