第2章 見えない方が♡
【智side】
今日はOFFで、昼間絵を描いていた。
そしたら宅配便が来て、
翔ちゃんのために頼んでおいた魚介だった。
箱を開けた瞬間。
それらを見た彼の顔を想像して、
その時から俺、もう嬉しくって。
翔ちゃんの大袈裟に喜んでくれる顔を
思い浮かべながら、
頑張って料理した。
貝を取り出す作業は思ったよりも大変で、
悪戦苦闘しながら、(怪我もしたし)
だから、思ったよりも疲れちゃってたんだよね~
ビール飲んだら、気持ちよくなっちゃって…
ほぼ半日ずっと、翔ちゃんを思い浮かべて、
あんなことや、
こんなこととか…
↑結局それかよ///(-“-)
大理石の気持ちよさに、眠くなってきちゃって…
そしたらさ、
唇にやらかい感触があって…
目を開けたら、翔ちゃんのアップで…❤
あ!!
今、俺のスイッチ押したよね?
もう、違うとか言っても、ダメだから!
よ~し!貝のお礼に、今日は翔ちゃんを…
邪念いっぱいに俺が起きあがって、
翔ちゃんに抱き着こうとしたその時、
「あ~、そうだ。松潤に貰ったものが、
あったんだよ~」
もう~///肩透かし~(≧▽≦)
翔ちゃんは、あっという間に俺から離れて、
リビングに行ってしまった。
(もう~…相変わらずなんだからぁ~…)
「貝のお礼に、今日は、翔ちゃんを食べる」
って、言い損ねちゃって…
仕方ないから、俺は翔ちゃんの後についていった。