第6章 甘い夜のための刺激的なスパイス
「じゃあ、翔ちゃん先にお風呂入って来なよ~」
何やら寝室で準備を整えて来たらしい智は、
最高の笑顔で俺に言った。
……こういう時って、好からぬ企みを抱えてる時なんだよね~、大体"(-""-)"
↑よくお分かりで…By:作者
↑まあ、長い付き合いなんでね~By:翔
「じゃ、行ってくるね…」
「おう!…あ、下着、出しといたよ~♪」
……どうせ、紐しかね~よ~なやつか、
真ん中丸く穴が空いてるやつか、
あとは~…
↑そんなにたくさんお持ちだったのね~…
とにかく、エロいヤツに違いない。
「はあ~…」
廊下を、大きなため息をつきながら風呂にやって来た。
ちらっと、かごの中を見たけど、
バスタオルがあって、下着は見えない。
まあ、後からわかるからいいか…(-.-)
たくさん泡を出し、身体中を綺麗にした。
いつも以上に、念入りに…
特に、後ろはこの頃無防備だったから、
心を込めて、綺麗に綺麗に清めた。
……よし!!これでいいぞ!
つ~かさ。
何で俺、こんなスタンバッてる訳~?
これじゃ、楽しみにしてるみたいじゃん!
湯船に頭まで浸かって、
無の世界に自分を置いた。
智と一緒に暮らすようになってからの事…
喧嘩も…まあ、それなりには、ある。
まあ、喧嘩と言っても詰まらないことが原因で。
その喧嘩って言うのも、その6割…いや、7割は智が勝手に怒ってるパターンだ。
何をイラついているのか分かんない時もあって、そういう時には、聞くと、
「別に~?」
なんて目も合わせなかったり…
面倒くさいな、って思うよ~?そりゃ。
だけどね~、それ以上に、
なんていうかさ、
可愛いんだよね~
…拗ねてる時も、怒ってる顔も。
最初だけかって思ってたけど、
これがもうずーっと、何年も同じだから驚く。
同じって言うより、
年々愛しさが募ってるっていうのかな~?
増々、好きになって…
「しょおちゃ~ん!!まだ~??」
「あ、はーい!!」
……大野さんじゃなくても、
まだ続くのかよ(-.-)
って思ってたとこです!!