第4章 Lovely Sweet Angel
【 智side 】
「ダメダメダメダメッ///見せちゃダメ!!」
相葉くんが、そっと俺を羽交い絞めにする。
「...いや、写メは、撮ってない...かな~?」
「あるでしょ?翔ちゃんが撮ってない訳ないもん!
はい!1枚だけでいいから...」
ニノのクリームパンみたいな左手は、さらに翔ちゃんの前に突き出される。
「じゃあ...1枚だけ...」
渋々ポケットから携帯を出す彼に、
「止めてよ、翔ちゃん!見せないで!!」
すると翔ちゃんは、目で『大丈夫だよ、服着た写メしか見せないから』ってそう言って深く頷き、携帯で写真を探す。
まあ、昨日の今日だから、それはすぐに見つかる訳で。
「はい、これ...」
画面を見せる翔ちゃんの周りに3人が集まる。
「可愛いね~、リーダー...」
「マジで女子じゃん...」
「その辺の女の子より、全然可愛いよ~」
3人の感想に気を良くしたんだろうね~...
翔ちゃんが油断したその瞬間、
ニノがさっと、携帯を取り上げた。
「あ、ダメだよ///」
焦る翔ちゃんを、両側から相葉ちゃんと松潤ががっちり抑える。
見事なまでの連携プレイは流石です!
↑感心してる場合じゃないよ〜...
ニノは、指先をさっと動かして画面を変える...
そして、何枚目かを見て固まる。
「...あっ...」
両側から覗き込む二人...
「すげっ...」
「エロッ...」
「これ、持ってるだけで犯罪じゃん」
んっ?
持ってるだけで犯罪の写真って...
あ...
まさか...
慌てて覗き込む俺の目に1枚の写メが...
そこには....そう..
レースの紐のパンツ...
スケスケエロエロ薄い布から透ける『さとしくん』
うそ~ん///(+o+)