第7章 嫉妬。
玄関での行為で腰が立たなくなった私。
そんな私を抱いて、孝支は私を寝室まで連れてきてくれた。
そっとベッドに私を寝かせると、孝支は自らのスーツを脱ぎ始めた。
ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩め、ワイシャツのボタンを外す。
スラックスのベルトを外した孝支は、そのままベッドの私の枕元に腰掛けた。
「なあ、文乃。文乃はどんなセックスが好き?」
そう問いながら孝支は、おもむろにボクサーパンツから自らの肉棒を取り出し私の口元に持ってくる。
「舐めるのは?」
嫌いじゃない。
そう言うように私はうつ伏せに体勢を変えると、全く勃ちあがっていない肉棒を口に含む。
行為を終えたばかりの肉棒は精液と愛液とが混じり合いなんとも言えない味がする。
鈴口を舌先で刺激したり、括れに舌を這わせたりしていると少しずつ肉棒が勃ちあがってきた。
「ん…気持ちいい…」
少しずつ硬くなっていく肉棒に手を添えながら裏筋を刺激すると、孝支が小さく息を飲んだ。
「…痛かった?」
口を離して問えば、孝支はふるふると首を振る。
「気持ちよすぎ。出そう。」
そう言って離れようとする孝支の手を掴むと、私は孝支に伝える。
「口に出して…いいよ?」
孝支はくすり、笑うと私の手をやんわり離す。
そして私の足の方へと移動すると、うつ伏せになった私の腰を掴みぐいと引き上げる。
「口もいいけど、俺は文乃のナカで出したい。」
そう言いながら孝支は狙いを定め私のナカに肉棒を埋めた。