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秘密のあいらぶ・ゆー【HQ】

第5章 平穏な、日々




水族館の次に孝支に連れて来てもらったのは、電波塔から出てすぐにあるイタリアンのお店。

予約してあったらしく、すぐに窓際の席に通される。
窓からはライトアップされた塔の光が入り込み言葉が出ないほど綺麗。


最初にドリンクを聞かれたけれど、孝支は運転するのでジンジャエール。
私もジンジャエールにするつもりだったのに孝支に押し切られてスパークリングワインに決定。
すぐに、ドリンクと前菜が運ばれて来た。

どんどん運ばれてくる見目麗しい料理。
見た目だけでなく味も完璧。

特にウニの入ったトマトパスタが絶品でぱくぱく食べてたら孝支に笑われてしまった。

デザートのパンナコッタも甘さ控えめで、するりと喉を通り過ぎていく。

デザートも終了した時点で、いただいたワインはワインボトル1本分。
飲みやすく料理ともすごく合っていて、するすると喉を通っていったアルコールのせいで、自覚はないけれど実はかなり酔っているらしい。
お店を出るまではよかったのだけれど、そこから駐車場まではふらふらで、孝支につかまらないとどこかにぶつかってしまいそうなほど。


車までの記憶はうっすらあるが、車の助手席に乗ってしまった後の記憶はおぼろげで私は孝支の運転する車で寝入ってしまった。




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