第3章 夏
オフショルダーのブラウスを脱がされると、灰羽くんは私をデスクに座らせる。
いつもより長いスカートをたくし上げた灰羽くんは私の下着の違和感に気づく。
「サイド…紐なんすね。これ引っ張って…」
引っ張っていいですか?そう聞こうとする彼の手をサイドのリボン結びに導く。
「そのつもりで履いてきたんだけど?」
下ろしていた足を机の淵にかけて大きく開き、スカートの布を広げる
行為を期待してか、下着の中心は早くも色を変えていた。
「やーらしい。」
しゅるり。
左のリボンが解かれ足の中心があらわになる。
外気に触れたソコは触れられることを期待するようにきゅっと締まり、蜜を溢れさせた。
「椎名さん、なんでこんなに”ココ”濡らしてるんですか?」
そう言いながら灰羽くんは容赦なくナカに指を突き立てる。
そのままナカを広げるようにゆっくりとかき混ぜれば、灰羽くんの指に絡まる愛液がぐちゅりと鳴る。
「入り口ヒクついて物足りなさそう…指、増やしますね?」
私の返答を待たぬまま灰羽くんはどんどん指を増やしていく。
「椎名さん?なんでこんなにぐちゃぐちゃなんですか?」
3本に増やされた指がばらばらに動き出し快感を引き出していく。
「言えないなら…」
そう呟いた灰羽くん。
ナカを探りあるポイントを見つけ出した。
入り口から数センチ上にある感じるポイント。
そこを指の腹でぐりぐりと刺激する灰羽くん。
「あっ!それだめっ….!」
「床汚す前に答えてくださいね?」
ポイントを容赦なく攻められナカが収縮するのがわかる。
広げている足もひくひくと震え出し、限界が近いことを知らせる。
「どうしてこんなにナカぐちゃぐちゃなんですか?教えて?」
ギリギリの状態で甘く囁かれ、私の理性はあっという間に崩壊してしまった。
「…灰羽くんに…っ触られるの…きたいっ!…してたの…」
そう言葉を吐き恐る恐る灰羽くんの顔を見ると、灰羽くんはグリーンの瞳を細め、口元を笑みに歪ませる。
「期待…してたんすね。」
ぐぢゃっ…と卑猥な水音を発しながら指を引き抜く灰羽くん。
私ははそのままデスクから降ろされ、デスクに腹ばいにさせられた。